『女帝』おすすめ漫画の感想・評価・レビュー

『女帝』の感想

 

下克上

 

 

という言葉が好きな人にとっては、これ以上お薦めできる作品は他に無いでしょう。

 

 

『女帝』はホステスの世界で成り上がっていく一人の女性の半生を描いた物語です。

 

主人公の立花彩香は故郷の熊本で貧しいスナックを営む母親と二人暮らし。

 

非常に優秀な頭脳を持っていた彩香は東京の一流大学に進学できるレベルだったのですが、母親が病気で倒れた上、彼氏(体の関係のみですが)に土壇場で裏切られ、土地開発を目指す連中の企てでお店も潰されてしまいます。

 

母の死をきっかけに退学を決意した彩香は、単身大阪に渡り、場末のスナックからホステスとして成り上がり「女帝」となる事を決意します。。

 

 

この話の面白いところは、彩香が成り上がりを目指す動機が

 

復讐

 

という点だと思います。

 

男に裏切られ、金と権力を持った連中にお店を取られてしまい母も失ってしまった恨みから、復讐のために「女帝」になろうとするのですね。

 

(ネタバレになってしまうので深くは言及しませんが、彩香の「父親」も物語の鍵になってきます)

 

一般的には褒められるような動機ではないのかもしれませんが、彩香に共感してしまうところは多くて、女ながらに芯が強いところは純粋に「カッコイイな」と思ってしまいます。

 

現実にはこんな女性に会った試しはないですけどね(笑)

 

いたら相当モテると思います。

 

 

 

物語は「悪」を懲らしめてスカッとするような内容が多く、正直ちょっとご都合主義かなと思ってしまう話もありますが、こういった成り上がりストーリーが好きな方は楽しめるでしょう。

 

でも個人的にはこの作品が本当に面白いのは体一つで上に上っていく前半のお話ですね。後半はちょっとやわらかくなり過ぎている感じがして、前半のような緊張感がありません。

 

友達も知り合いも頼れる人も全くいない状況から、売れっ子ホステス・No.1ホステス・資産家や著名人に寵愛・自分のお店を持つ…というところがやはりキモというか、読んでいて面白く感じた部分です。

 

 

『女帝』が好きな方へのおすすめ

『女帝』と同じ倉科遼・和気一作コンビが描いた漫画に

 

・『女優』
・『銭華』

 

という作品があります。

 

どちらも女性が主人公の成り上がりストーリーです。

 

『女優』の方はタイトルそのまま、芸能界で大女優に駆け上がるというお話。『女帝』と似ているシーンも多々あります。

 

一方の『銭華』(ぜにばな)は「株」の世界を描いたお話です。

 

どちらも「コミなび」にて無料立ち読みが可能なので、興味あれば読んでみてくださいね♪

 

 

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